バスローブの選び方

バスローブ、日本の浴文化にはあまり馴染みがないかもしれません。
ですが、一度使うとその便利さから手放せなくなるものです。
お風呂上りに体をさっと拭いて羽織るだけ、それだけでお風呂上がりの時間の充実感が変わります。
お風呂上がりのスキンケアや湯冷め防止に、忙しいワンオペ風呂のお風呂上りに、
ジムやプール、サウナでの羽織りに。
うまく使いこなすと、「バスタオルが必要なくなった!」という声も聞きます。
そこで、お風呂のソムリエがバスローブの着方や、使う方に合わせた選び方、おすすめバスローブをご紹介いたします。
🛁バスローブの役割(メリット)

お風呂上がりの湯冷め防止
お風呂上がりは温まった体がその熱を放出させるために汗をかきます。
それにより、すぐにパジャマなどを着ると汗で衣類が湿りやすくなるので、時間がたつと身体を冷やしてしまいます。それを防いでくれるのが、バスローブ。
バスローブが汗を吸い取ってくれるので、パジャマや寝巻が汗を吸って冷たくなることがなくなるのです。
お肌の乾燥防止
入浴後は肌の乾燥がすすみます。そこで、活躍するのがバスローブ。肌を露出していると、空気中にどんどん水分が蒸発していき肌が乾燥していきます。
その水分を保護してくれるのがバスローブなのです。タオル地が優しく蒸発を防いでくれるので肌の保湿という点からもとても役立ちます。


ワンオペママの育児の助けになる
小さな子どもと一緒のお風呂では、自分は裸のままで子どもの体を優先して拭いているため体が冷えてしまう、なんてこともしょっちゅう。そんな場合には、お風呂上がりにバスローブをサッと羽織れば、自分の体を拭かずに冷えを防ぎながら、すぐに子どものお世話もできます。
🛁バスローブとガウン、どう違う?
バスローブとガウン、見た目は同じようなデザインです。バスローブに馴染みのない方は同じものだと思うでしょう。
一言で言えば、
バスローブ=体を拭くもの、ガウン=羽織るものです。
バスローブはお風呂上りに濡れた体で羽織ります。なので吸水性のある素材で作られたものが多く、
バスタオルの変わりにもなる羽織です。一方でガウンはお風呂上りにパジャマに着替えてその上から羽織る、
カーディガンのような役割の羽織です。
バスローブを選ぶときには「吸水性」、ガウンを選ぶときには「保温性」を重視すると良いかと思います。


バスローブの目的別の選び方
バスローブを選ぶ際にチェックしておきたい基本事項は以下の5つ。
・吸水性
・速乾性
・素材・生地
・価格
・デザイン・タイプ
できればこの全ての条件を満たすものが欲しいところですが、なかなかそれは難しいこと。ですので、まずはどんな目的でバスローブを使うのか、というところを考え、それに必要な項目を優先的にチェックしていく、というのがおすすめの選び方です。
🛁毎日使いたい!なら、吸水性・速乾性重視
🛁ワンオペ育児での動きやすさ重視!なら、デザイン・タイプ優先
🛁屈んでも安心のロングタイプ
🛁心地よいリラックスタイムを演出したい!なら、素材・生地重視
🛁テンションUP!なら、デザイン重視
🛁レディースおすすめバスローブ
レディースのバスローブは素材や機能性はもちろん、デザインもシンプルなものから可愛いもの、カラフルなものなど多種多様。おしゃれ好き女子ならバスローブ姿も可愛く決めたい!と思うことでしょう。さらに見た目はもちろん、機能だってよくなくちゃね、といろいろと希望があるはず。
そんな女子におすすめしたい4選はこちらです!

🛁メンズおすすめバスローブ
お風呂上り、パンツ一枚、もしくは腰にバスタオルを巻いた姿で部屋を歩き回っているお父さん、そのタオルをバスローブに替えてみませんか? 「そんな格好でうろうろしないで」なんて奥さんや娘さんにイヤな顔をされながらビールを飲む毎日を、バスローブを羽織って、文句を言われない美味しいビールが飲める穏やかなお風呂上がりに変えましょう。

🛁キッズ・ベビーにおすすめバスローブ
赤ちゃんの皮膚はとても弱いので、タオルで水分を拭き取ってすぐに肌着を着せるのではなく、体温が落ち着き、汗がひいて肌がサラサラになってから着せてあげたいですよね。
バスローブなら体温が落ち着くまでのあいだに、ベビーローションを塗ってあげたり授乳をしたり、ということが気軽に行えて便利です。
また、「お風呂から出る」というより 「お風呂から飛び出る」という元気なお子さんをお持ちのご家庭にも、バスローブはとっても便利。
お風呂からあがると同時にバスローブを着せちゃいましょう。
ママが体を拭いてあげる時間も短縮できますし、フード付きのタイプなら髪の毛の水分まで吸収してくれるので、フードごと頭をわしゃわしゃ撫でてあげればいいだけ。
お風呂上りにリビングではしゃいでいる間に汗も引いて湯冷めを防止してくれます。
